大分県に旅行に行くと、どこに行っても必ず置いてあるおみやげと
言うと、パッケージに石仏がプリントされた「臼杵せんべい」。
また、石仏の頭部がボトルになった焼酎も良く見かけますね。
これらは、国宝として有名な「臼杵石仏」を擁する臼杵市の超有名
みやげなんです。
僕の父の故郷が大分県宇佐市なので、大分県には良く行っていたの
ですが、どこに行っても見かけるみやげものとしての臼杵石仏。
一度行ってみたいと思っていたんです。
今回、東九州自動車道の福岡県部分が全面開通し、大分が凄く近く
なったこともあり、足を伸ばしてみました。
臼杵石仏は国宝に指定されていて、古いものは平安時代の作と言う
から、かなり風化が進んでいるけど、そこがまた古さを感じて国宝
なんだと実感できる部分なんですよね。
これは臼杵の石仏群のなかで多分最も有名と思う大日如来像。
僕の記憶では、以前は首がもげて地面に据えていたのですが、今は
修復され元の胴体に戻っていました。人が手を加えることに大して
賛否両論あったみたいだけど、もともと人工物なので、何の問題も
ないと自分では思っています。