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北九州Shangri-La

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2006年 12月 17日

私が写真を始めた理由

私が写真(カメラ)に興味を持ってちょうど2年が経過しました。
特に腕が上がった訳ではなく、感性も変わってきた訳でもなく、
ただ機材ばかりが増えていく2年間でした。

私は非常に飽きっぽい性格で、写真についてもすぐに飽きて
しまうんだろうなと思っていましたが意外や意外、ここまで
良く続いたなというのが実感です。

ここまで続けてこれたのはブログを始めたこと、そしてこの
ブログにたくさんの方がお見えになって、コメントを残して
くれる。私も皆さんのブログを訪問する。これを続けること
によりなんとなくやりがいを感じることが出来たというのが
最大の理由だと思います。

せっかく写真を撮っても、見てくれる人がいない。評価して
くれる人がいないというのはやはり寂しいもんです。それが
ブログで公開することで、大きく世界が広がったような感じ
がして、それがやる気につながっている、そんな感じです。

実は私が写真に興味を持ったのには、一つのきっかけがあり
ます。

それは2年前、小学校の運動会で父兄の方が写真撮影を担当
して下さいました。その方は新聞社に勤務するカメラマンで、
プロ中のプロと言える方でした。私の家内はPTAの広報担当
役員をしており、この時広報誌に載せるための写真を選定し
印刷して欲しいとその方が撮影した写真を持ってきたのです。

面倒くさいと思いながら、CD-Rに入ったその写真を見た瞬間、
私は愕然としました。「この子供たち、動いている!」正に
そう思いました。間違いなく静止画像であるはずの写真が、
モニターの中で動き回っているのです。いや動いているよう
に見えるのです。ダンスする子、かけっこする子、組み体操
する子、どれも生き生きと動いているのです。

それは正に私にとってカルチャーショックでした。

それまで私は、運動会の様子はビデオで撮影していました。
しかし、画面に小さく写った我が子を手ブレ状態で追っかけ
ながら撮影したビデオには感動も何もありませんでした。

しかしこの写真は全く違っていたのです。ビデオより動きが
はるかに感じられるのです。その時の感動は今も忘れません。
そして自分でもこんな写真が撮りたいと思ったことが、この
世界に足を突っ込んだ理由なのです。

この写真を撮ってくれた父兄とは面識もありませんが、私は
勝手に師匠だと思っています。もちろん色々と教えてもらう
訳でもないのですが、この方が世界各地を回って撮影された
写真が新聞に載っているのをみると、惚れ惚れしながら見て
いますし、参考になる部分を探しては自分のものにしようと
勉強しています。

師匠を超えるまでは、絶対やめないぞ!
なんてことは微塵も思っていませんが、いつまでもこの趣味
を続けて行けたらと思っています。

私が写真を始めた理由_e0019178_0172730.jpg

(K10D+Sigma 24-70mm F2.8 EX DG)

by wanwanmaru | 2006-12-17 00:19 | K10D


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